【金魚の病気まとめ】金魚の飼育で気をつけたい病気とその対策とは

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一般的に丈夫で長生きしやすいとされる金魚ですが、水質の悪化や酸欠、餌のやり方などの原因が重なると体調を崩してしまいます。
ちょっとした不調や消化不良程度ならば塩水浴や飼育環境の改善だけで回復することもありますが、体に明らかな異常が現れている場合は、原因や病気を特定し早期に魚病薬による治療を始めるのが賢明です。
病気の種類によっては、症状が進むと治癒が難しくなるものもあります。少しの異常も見逃さず早期に発見、治療につなげることが大切です。
このコラムでは、金魚の病気をまとめて解説します。
金魚がかかりやすい6つの病気の原因や治療法、有効な薬、病気にかからない飼育環境の整え方などをご紹介しますので、ぜひ飼育の参考にしてみてください。
この記事の結論
- 金魚の代表的な病気は白点病・尾腐れ病・松かさ病・水カビ病・穴あき病・エラ病の6つ。初期なら1〜2週間で治療できる
- 治療は必ず専用の隔離水槽で。薬の量は必ず製品パッケージの表示に従う
- まず1つ常備するなら、対応できる病気の幅が広いグリーンFゴールド顆粒がおすすめ
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- 2定番「ニチドウ アグテン」白点病・水カビ病に短期間で効くAmazonで見る ▶Amazon ▶
- 3強力「観パラD」尾腐れ病・松かさ病・穴あき病にAmazonで見る ▶Amazon ▶
- 4温和「メチレンブルー水溶液」金魚への影響が弱めの白点病治療薬Amazonで見る ▶Amazon ▶
- 5抗菌「エルバージュエース」穴あき病・エラ病にAmazonで見る ▶Amazon ▶
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに金魚の病気6つと有効な薬を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
金魚を長く飼育するには、かかりやすい病気や治療法の知識が必須です。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、金魚の病気6つと有効な薬を解説します。
【症状から探す】金魚の病気 早見表

金魚がかかりやすい病気は複数あり、それぞれ症状や原因が異なります。
病気になった金魚がいたら、体表やエラ、鱗の異常をよく観察し、該当する病気がないか確認してみましょう。
以下によくある病気とその症状を、簡単にまとめました。早見表内の病名から、詳しい原因・治療法の解説へジャンプできます。
| こんな症状が出ていたら | 疑われる病気 | 初期治療 |
|---|---|---|
| 体やヒレに白点状の小さな白いつぶつぶがつく | 白点病 | 水温を上げて薬浴 |
| ヒレが溶ける・切れる・ボロボロになる | 尾腐れ病 | 抗菌剤で薬浴 |
| うろこが逆立つ(松ぼっくり状)・お腹がふくらむ・目が飛び出す | 松かさ病 | こまめな換水と塩水浴、薬餌 |
| 体に綿・もやもや<したものがつく | 水カビ病 | 換水+メチレンブルー系の治療薬で薬浴 |
| 体表に穴・えぐれ・できものができ、うろこが剥がれる | 穴あき病 | 早期に薬浴 |
| エラが白い・一日中水面でパクパク・急に狂ったように泳ぐ・底でじっとする | エラ病 | 塩水浴か抗菌剤を使った薬浴(原因によって有効な治療が異なる) |
病状が進行するにつれて体力や免疫力が低下し、複数の病気を併発することも珍しくありません。
ただ、複数の症状に対処するために無理に薬を併用するのはNGです。症状をよく見極め、治療に優先順位を付けて一つ一つ丁寧に対処していきましょう。
また、体力の回復には濃度0.5%の塩水を使った塩水浴も有効です。
【薬の選び方】金魚の主な治療薬と塩水浴併用可否 早見表

観賞魚用に市販されている治療薬は非常に種類が豊富なうえに、病気や症状によって効く薬が異なるため、初めて治療をする方だとどの薬を選んだらよいのか迷ってしまいがち。
また金魚治療においては塩水浴との併用が可能かも、チェックしたいポイントです。
ここでは東京アクアガーデンでも使用している薬を基準に、病気や症状ごとにおすすめの薬と塩水浴の可否を一覧にまとめました。
| 薬の名前 | 効果が期待できる病気 | 特徴 | 塩水浴との併用 |
|---|---|---|---|
| アグテン | 白点病・水カビ病 | 薬効が強く短期間(3~5日)で症状を改善できる可能性がある | ◯ 併用OK |
| メチレンブルー水溶液(グリーンFリキッド等) | 白点病・尾腐れ・水カビ | 金魚への負担が少ない優しい薬。初期治療向き | ◯ 併用OK |
| グリーンFゴールド顆粒 | 尾腐れ・松かさ・穴あき・エラ病 | 細菌性の病気に幅広く効果を発揮する抗菌剤 | ◯ 併用OK |
| エルバージュエース | 尾腐れ・穴あき・エラ病 | 非常に強い薬効を示す抗菌剤。他の薬で治療できなかった頑固な症状にも〇 | ◯ 併用OK |
| 観パラD | 尾腐れ・松かさ・穴あき・エラ病 | エロモナス菌由来の感染症の治療に効果が期待できる | △ 要注意 |
多くの魚病薬は、塩水と組み合わせることで金魚にかかる負担を軽減し体力を回復させて、治療をより効率的に進められる可能性が高まります。
ただし、『観パラD』だけは水質に影響が出ることがあるため、細心の注意が必要です。
■『観パラD』と塩水浴の併用について
塩水環境で『観パラD』を使用すると、pHがアルカリ性に傾きやすくなります。
本来、アルカリ性寄りの水質は金魚の得意とするところですが、体調を崩している個体は急激なpHの変化についていけず症状が悪化してしまうリスクが高まることも。
『観パラD』を使うときは塩と混ぜず単独で使うか、どうしても併用する場合はこまめにpHを測定し水質の変化に気を配りましょう。
また魚病薬を使用する際は、必ず製品パッケージ(ラベル)の表示に従い、用法容量を守って適切に使用することを心がけてください。
薬はメーカーによって濃度や1回あたりの規定量が異なりますし、同じ薬でも製品の改訂で用量が変わることがありますので、使用の度に確認する習慣を付けましょう。
【おすすめの常備薬】魚病の万能薬!『グリーンFゴールド顆粒』
観賞魚の病気治療では、原因や症状に合わせて薬を購入するのが最も効果的ですが、見極めている時間が惜しい、気づいたときにすぐに治療を進めておきたいというときもあるでしょう。
このようなケースでとりあえず使用できる常備薬としておすすめなのが、『グリーンFゴールド顆粒』です。
「どの薬を買えばいいか分からない」というときはもちろん、水槽に導入する前のトリートメントにも使用できるので一つ用意しておくと安心です。
使い方は規定量の粉末を水で希釈するだけなので、量が調整しやすく初めての方でも簡単です。
もちろん、白点病や水カビ病など効果が薄い病気もありますが、逆を言えば『グリーンFゴールド顆粒』が効かない=細菌性の病気ではない、と判断できますし、より効果的な治療薬を調達するまでのつなぎとして重宝します。
金魚に多い病気6選!原因・治療法

丈夫で変化にも強い金魚ですが、大食漢で水を汚しやすいという性質から、水質の悪化がきっかけで病気を発症することがあります。
原因や治療法は様々ですが、どの病気にも共通して言えるのが、早期発見早期治療が重要という点です。
初期の段階で適切な治療につなげられれば、難しい病気でも短期間の療養や水換え、塩水浴だけで完治する可能性がありますが、病状が進行するほど治癒に時間がかかるようになり、残念ながら命を落としてしまう確率も上がっていきます。
ここでは、以下の金魚の代表的な6つの病気について、症状や治療法、有効な薬、注意点などを解説します。
- 白点病
- 尾腐れ病
- 松かさ病
- 水カビ病
- エラ病
- 穴あき病
白点病(ウオノカイセンチュウ)

ヒレや体表に白い点のような小さな発疹(つぶつぶ)が現れたら、白点病を疑いましょう。
白点病は金魚だけでなく熱帯魚や鯉などの観賞魚でもよくみられるポピュラーな病気で、最初は白点が尾びれなど身体の末端部分に見られる程度です。症状が進むにつれて白点が体全体に広がっていき、末期になるとエラに感染して呼吸困難から命を落とすこともあるため、油断せず早期にしっかり治療しましょう。
白点病の原因
白点病は、”白点虫(ウオノカイセンチュウ)”という0.5~1mm程度の寄生虫に感染することで発症します。
水槽内で発生するケースのほとんどが外部からの持ち込みです。
新しい金魚や魚に付着し侵入した白点虫が水槽内で増殖、水質の変化などで体力や免疫力が低下した個体に寄生します。
白点病の治療法
白点病に感染した金魚を見つけたら病魚を隔離水槽に隔離し、『メチレンブルー水溶液』や『アグテン』などを使って薬浴を行います。
白点虫は高水温に弱い性質があることから、治療中は水槽用ヒーターを使って水温を28~30℃程度に維持すると効果的です。
治療期間は薬により異なりますが、白点虫の増殖サイクルに合わせて1~2週間程度を目安に行います。
メチレンブルー系の薬は金魚に負担が少ない一方、効果がゆるやかで治療期間が伸びやすいため、短期間での回復を目指すならば『アグテン』が使いやすいです。金魚の体力や状態に合わせて薬を選定しましょう。
ちなみに、海水魚も白点病にかかりますが、海水の場合は”クリプトカリオン・イリタンス”という別の寄生虫です。
治療法も違いますので、ご注意ください。
| アグテン | メチレンブルー水溶液 |
|---|---|
| 薬効が強く頑固な白点病にも効果あり | 金魚に優しい使い心地で負担が少ない。初期治療向き |
白点病を再発を防ぐには
白点病は一度完治しても、白点虫が残っていると再発するリスクがあります。
治療終えた後すぐに水槽に戻すのではなく、1週間ほど隔離水槽で塩水浴や昇温を続けて様子を見てください。
また、白点病が発生した水槽は白点虫が潜んでいる可能性があるため、すべての金魚を別容器に移してから水槽全体を洗浄、リセットすることが望ましいです。感染の拡大を防ぐためにも、ろ材などの使いまわしはせず交換し体制を整えましょう。
先ほども触れた通り白点病は新しい金魚や水草に付着して水槽に持ち込まれることがほとんどなので、新魚を導入する前に数日間のトリートメント期間を設けると、白点病の予防になります。
水温が急に下がる季節の変わり目は特に注意が必要です。
尾腐れ病

尾腐れ病は、ヒレの先端が白く濁ったり充血したりといった症状から始まる、魚病の一つです。
症状が進行するとヒレが溶けるように消失してしまうこともあるため、手遅れになる前にしっかり治療をして完治を目指しましょう。
尾腐れ病の原因
尾腐れ病の原因は、カラムナリス菌という水槽の常在菌です。
カラムナリス菌は通常は金魚に悪さをすることはありませんが、ストレスなどで免疫力が低下すると感染し、様々な症状を引き起こします。
また、飼育水が汚れている金魚が弱りやすい環境では、水中のカラムナリス菌が活性化して爆発的に増殖することがあり、これも感染リスクを高める要因です。
- 底砂が餌の食べ残しやフンで汚れている
- 水換えの量や頻度が少ない
- 水温が上昇してきた(23℃前後)
などの傾向がみられるときは、掃除や水換えをして環境を改善しましょう。
尾腐れ病の治療法
尾腐れ病に感染した金魚は、隔離をして抗菌剤を使った薬浴で治療をしてください。
初期段階ならば負担の少ないメチレンブルー系の薬がおすすめですが、効果が薄い、症状が進行しているというときは、より薬効の強い『観パラD』でしっかり治しましょう。
ちなみに、傷んでしまったヒレは病気が完治すれば再生する可能性がありますが、病気の進行度によっては完全に戻らない場合もあります。多少ヒレが短い程度ならば問題ないことが多いので、様子を見ながら水流を調整してあげるなど、負担を減らしながらの飼育を続けてみてください。
| グリーンFリキッド | 観パラD | エルバージュエース | 0.5%塩水 |
|---|---|---|---|
| 外傷を保護する成分が配合された薬。二次感染の予防にも〇 | 水草やバクテリアへの影響が少ない。初期治療におすすめ | カラムナリス菌に高い効果を発揮する抗菌剤 | 初期段階や体力回復のサポートに |
尾腐れ病の進行段階と早期発見の重要性
尾腐れ病は非常に進行が早い病気なうえに進行すると完治が難しくなることから、いかに早く治療を開始できるかが、その後を左右する重要なポイントです。
尾腐れ病は、
というような流れで進行していきます。①の段階で治療を開始するのが理想ですが、遅くとも③までに気づいて治療を始められれば、治る可能性が高いです。
ヒレを超えて体表まで病気が進行するとカラムナリス菌由来の他の病気を併発し命にも関わるため、病気の進行段階を知り、初期症状を見逃さないよう日ごろから観察を続けましょう。
松かさ病

金魚の鱗が松ぼっくりのように逆立つ松かさ病は、有効な治療法がないことから金魚飼育者の間では不治の病と恐れられています。
最初は少し鱗が浮く程度ですが、少しずつ体全体の鱗が逆立つようになり腹部がパンパンに膨れたように見えることもあります。
また病気が進行すると、眼球が飛び出すポップアイという症状が併発するのも特徴です。
松かさ病の原因
金魚の松かさ病は、エロモナス菌という水槽の常在菌に感染することで起こりますが、発症までのプロセスには様々要因が関係します。
中でも大きなきっかけとなるのが以下の3点。
- 水換えや掃除不足による水質の悪化
- 金魚の内蔵機能の低下、消化不良
- ストレス
カラムナリス菌などと同じく、エロモナス菌も水質悪化により活性化して増殖する傾向があるため、不衛生な環境は病気発症の大きな原因です。
また、松かさ病の鱗が逆立つのは、金魚が体内の不要な体液を排出できなくなり、身体がむくみきってしまうことによるもので、内蔵機能の低下や消化不良がきっかけとなることも少なくありません。
松かさ病の治療法
松かさ病の原因となるエロモナス菌は体の奥深くに進行することから、体表から薬効を届ける薬浴では思うように効果が出ないことがあります。
そこで一番有効とされるのが、塩水浴です。
浸透圧の働きにより体内の水分量を調整を助けてくれる塩水浴で体のむくみを改善し、鱗の逆立ちを軽減できる可能性があります。
こまめに水換えをして、金魚の代謝を上げるのも効果的です。
また、体内に侵入したエロモナス菌に直接薬効を届けるという意味では、薬餌も良い方法です。
ただ、薬餌は少なからず腸に負担をかけるため、試すならば病気の初期段階まで、フンがでなくなるほど内蔵機能が低下している場合はおすすめできません。
ちなみにエロモナス菌由来の松かさ病は、鱗が逆立つ前段階として体表の充血や赤い痣(赤斑病)が見られることが多いです。
進行したエロモナス感染症は完治が難しいと言われますが、赤斑がみられた時点から適切な治療を開始できれば、重篤な症状を予防できる可能性があるので、異常がないか毎日丁寧に観察しましょう。
| 観パラD | グリーンFゴールドリキッド | グリーンFゴールド顆粒 | 0.5%塩水 |
|---|---|---|---|
| ごく初期の段階であれば改善の可能性あり | 初期段階の薬浴や薬餌作りにおすすめ | 幅広い細菌感染症に効果を発揮する万能薬 | 浸透圧の調整を助け、体のむくみを改善できる |
水カビ病

金魚の体表にできた傷の周りが赤く充血していたり、綿のような白いふわふわがまとわりついていたりするときは水カビ病を疑いましょう。
水カビ病の原因
水カビ病は、水槽の常在菌である真菌に感染して起こる魚病の一つで、元々体に傷ができていた金魚が発症することがほとんどです。
初期段階では傷の周りが赤く充血したように見える程度ですが、時間が経つにつれて白い綿のようなもの(水カビ)が付着するようになります。放っておくと水カビの綿が全身に広がり、食欲不振から命を落とすこともある油断できない病気です。
水カビ病の治療法
水カビ病の原因である真菌も水質が悪化した環境で活性化することから、病気の初期段階ならば水換えの回数を増やして、水質を改善するだけで自然に回復することもあります。
ただ確実に治療するならば、やはり病魚を隔離して『ヒコサンZ』などで薬浴するのがおすすめです。
綿状のカビが目やエラにつくと危険なので、発見次第治療を開始するようにしてください。
| グリーンFリキッド | アグテン | ヒコサンZ |
|---|---|---|
| 外傷を保護する成分が配合された薬で、水カビ病の予防に効果あり | 水カビ病治療の定番薬 | 水カビ病に効果的なラカイトグリーン系魚病薬 |
外傷がある個体は水カビ病に注意!
水カビ病は、体表に傷がある金魚が二次感染するケースが非常に多い病気です。
体に傷ができる原因は混泳魚とのケンカやレイアウトにこすれた際につくスレ傷から、白点病や尾腐れ病の影響まで様々ですが、傷があるとわかった段階で金魚を隔離し、病気やケガを治す治療を行うことで、水カビ病への二次感染を予防できます。
また、水カビ病は低水温の環境で発生しやすいため、水槽用ヒーターを使って水温を少し上げるだけでも感染リスクがかなり低くなるでしょう。
穴あき病

穴あき病はニキビのような腫瘍ができた後、患部の鱗が剥がれ落ちて中の筋肉が露出する、金魚の病気の中でも群を抜いて痛々しい病気です。
松かさ病と同じエロモナス菌感染症の一つで、症状が疑われたら早期の薬浴が望ましいとされています。
穴あき病の原因
穴あき病の原因もエロモナス菌で、特に不衛生な環境で飼育されている金魚が発症しやすいです。
感染すると鱗周りが赤く充血して腫瘍状に盛り上がり、やがて鱗が剥がれ落ちて体表がえぐれた穴が開いたような状態になります。
穴あき病の治療法
穴あき病を発症した個体は、別容器に隔離し『観パラD』や『グリーンFゴールド顆粒』で薬浴をします。
鱗がはがれてしまったところから真菌や細菌が入り込むと別の病気を併発する危険があるため、気づいた段階で清潔な環境を用意して速やかに治療を開始してください。
抗菌剤ををしみこませた薬餌を食べさせるのも効果的ですが、与え過ぎると内臓に負担がかかることがあるため注意が必要です。
穴あき病は従来の薬が効きづらい耐性菌が出現しているという話があり、治療が長引くケースも想定されます。薬浴の効果が薄いと感じたら、様子を注視しながら薬を切り替える等の対策をしてみてください。
| エルバージュエース | グリーンFゴールド顆粒 | 観パラD |
|---|---|---|
| 症状が進んだ穴あき病治療にも効果的な抗菌剤 | 幅広い細菌感染症に効果が期待できる万能薬 | 初期段階の治療におすすめ |
エラ病
エラ病は、細菌や寄生虫がエラに感染して呼吸機能が低下する病気の総称です。
- 金魚が頻繁に水面で口をパクパクしている(鼻上げ)
- 泳ぎ方の異常(狂ったように暴れる、底の方で動かなくなる など)
- エラの動きが異常に速いまたは遅い
などの症状を併発しているときは、エラ病を疑いましょう。
エラ病の原因
エラ病の原因として特に知られているのが、
- カラムナリス菌による細菌性のエラ病
- ギロダクチルスなどの寄生虫感染によるエラ病
の二つです。
どちらも現れる症状は同じで、エラの機能が低下して酸欠を起こし、呼吸困難で命を落としてしまう危険があります。
またエラをよく観察してみると、白濁して捲れ上がっているように見えることがあるのも特徴でしょう。
細菌と寄生虫どちらが原因なのかを見分けるのは難しいですが、どちらかと言えば寄生虫由来の方が白濁が強く出やすいという話があります。
エラ病の治療法
エラ病の適切な治療は、細菌性か寄生虫かによって変わります。
どちらか見極めるのが難しいときは、まず塩水浴をして様子を見るのがおすすめです。初期段階であれば3日程度で回復する可能性があります。
数日しても変化が見られない、症状が進行するときは薬を使った対処に切り替えてください。
細菌が寄生虫かで判断に悩むところですが、細菌性(カラムナリス菌)の場合はエラ以外にも口やヒレにカラムナリス菌感染症特有の症状が出ることが多いため、その他の症状の有無を目安に治療方針を決めるとよいです。
カラムナリス菌ならば『グリーンFゴールド顆粒』や『エルバージュエース』で薬浴、寄生虫ならば駆虫効果が期待できる餌『キョーリン パラクリア』を与えます。
| エルバージュエース | グリーンFゴールド顆粒 | 観パラD | キョーリン パラクリア | 0.5%塩水 |
|---|---|---|---|---|
| 細菌性のエラ病に効果的 | 初期から使用できる万能薬 | 初期のエラ病の改善に | ハーブの力でエラ病の原因となる寄生虫を駆除 | 原因のわからないエラ病の改善に |
エラ病は明確な症状が出ずらい
魚のエラは通常エラ蓋に守られており、あえてのぞきこむような動作をしない限り、しっかり状態を観察することができません。
そんなエラに発生するエラ病は、白点病や穴あき病のような見てわかる体表の変化が乏しく、気づいた時には重症化してしまっていることが多いです。
呼吸器官であるエラの機能が落ちると、酸欠でどんどん体力を失いあっという間に命を落としてしまいます。
エラ病にみられる初期症状は「餌食いが落ちた」「水面や水流の近くから離れない」「エラぶたの開き方が左右で違う」といった些細な変化がほとんど。
このような異変を見逃さないよう、毎日丁寧に観察をして早期治療につなげましょう。
病気別・水温管理の目安

病気の治療をするうえで、水温の管理も大切なポイントです。
病気の原因となる菌や寄生虫にも魚と同じように適正な水温があるため、治療中はできるだけ原因菌の活性が下がる水温に調整すると、治療が効率よく進む場合があります。
ここに、病気ごとの水温管理の目安をまとめました。
| 病気 | 昇温の可否 | 目安と注意点 |
|---|---|---|
| 白点病 | ◎ 有効 | 白点虫は高水温に弱いことから28~30℃を目安に水温を上げるのがおすすめ |
| エラ病(細菌性) | ◯ 有効 | 細菌性の場合は27℃程度のやや高めの水温がおすすめ |
| 尾腐れ・穴あき・松かさ | △ 慎重に | 原因菌(カラムナリス・エロモナス)の中には高水温を好むものがあるため、昇温が裏目に出ることも。無理な昇温はせずに薬浴で治療が良い |
治療のため水温を上げるときは、1日1℃を目安に時間をかけて水温を合わせます。急な水温上昇は金魚の負担になるため、注意してください。
また高水温の環境では酸欠が起こりやすいため、必ずエアレーションを設置して酸素をしっかり供給しましょう。
金魚の病気には塩水浴も有効!

金魚の病気の治療で薬浴と並んで有効なのが塩水浴です。
塩水浴は塩水の持つ力を使って自然な形で金魚の体力を温存し、自己治癒力を高める治療法で、金魚の負担を極力減らしたいときや何らかの理由で薬を使いたくないときにおすすめです。
金魚に塩水浴が利く理由
金魚の治療に塩水浴が良いとされる理由が、浸透圧です。浸透圧とは塩分の高い方に水分が移動しようとする現象のこと。
金魚の体内には約0.9%ほどの塩分があり、淡水の中では常に水が金魚の体内に入り込もうとする働きが生じます。元気な金魚は粘膜で保護したり不要な水分を排出したりして、体内の塩分バランスを維持しているのですが、病気で体力が落ちているときにはこの調節すらもが負担になることも。
そのような時、飼育水を塩水にしてあげると浸透圧の働きが弱まり、体力を温存して自己治癒に注力できるようになるという仕組みです。
塩水浴は薬の種類によっては併用できるため、治療効果を高めるアシスト役としても重宝します。
塩水浴の濃度と適切な治療期間
金魚の塩水浴は、正しい塩分濃度と期間を守ることで初めて効果を発揮します。
基本的な塩水浴のやり方と濃度は以下の通りです。
- 水を張った隔離用の飼育容器に対象の金魚を移す
- 水に少しずつ塩を入れて塩分濃度0.5%の塩水を作る
- エアレーションをしながら、1週間を目安に治療をする
塩水浴の適切な塩分濃度は0.5%、10Lの水に対して50gの塩を入れる計算です。
塩分濃度がずれると金魚に負担をかけてしまうため、量を計測しながら確実に濃度を合わせましょう。
ちなみに、塩分濃度をあえて高めにして(0.6~0.8%程度)短期間で治療を進める方法もありますが、金魚の負担を見ながら慎重に行わなければならないため、初めての方にはあまりおすすめできません。
また、塩水は真水に比べて水質が悪くなりやすいです。塩水浴中は必ずエアレーションを設置し、1~2日に一回、半量から全量の水を交換して水質を維持してください。
新しく注ぐ水も塩分濃度を0.5%に調整した塩水を使用します。
塩水浴の注意点と戻し方
塩水浴の期間は1週間を一区切りとします。
様子を確認のうえ、治療を終えるときは塩分濃度を一日0.1〜0.2%ずつ薄めるように水換えをして、真水に戻していきましょう。
治療を継続する場合は、病状を見て塩水浴を続けるか薬浴に切り替えるかを判断してください。
塩水浴が長引くときは、投げ込み式フィルターなどの簡易的なろ過フィルターを導入して水質を維持するのもおすすめです。
塩水浴中は絶食が基本ですが、2週間以上に渡って治療を続けているときは体力をつけるために、一日1粒程度のごく少量を与えるのも良いでしょう。
薬浴に切り替える場合は、薬浴用の飼育水を作って点滴法で金魚を慣らしながら移行するか、塩水浴と併用できる薬ならば、そのまま塩水浴用の飼育水に薬を投入して薬浴を行うことも可能です。
金魚治療にイソジン?おすすめしない理由
金魚の民間療法として、うがい薬のイソジンを金魚の治療に使うという情報を見かけることがありますが、魚用ではない薬剤を使う治療法は、基本的におすすめできません。
イソジンの主成分であるポビドンヨードは非常に強い殺菌作用を持つ薬で、金魚には刺激や負担が大きすぎます。使い方をわずかに誤るだけでもエラや粘膜を傷め、かえって命を縮めてしまう危険があるため、取り扱いには細心の注意が必要でしょう。
根治が難しい病を患った金魚を見ると、何とかしてあげたくなるのは理解できますが、慣れない薬を使ってダメージを与えてしまっては元も子もありません。
金魚の病気には、0.5%の塩水浴や魚専用の魚病薬を使った薬浴で治療を行ってください。
魚のために作られた薬を用法用量を守って使うのが、いちばん安全で確実です。
金魚を病気にしない水槽環境を整えよう
金魚の病気は、不衛生な飼育環境とストレスから始まることがほとんど。
健康に金魚を育てていくためには、金魚を病気にしない環境づくりが何より大切です。
まずは定期的な水換えや掃除、ろ過フィルターのメンテナンスなど、基本的なお世話を丁寧に行うことを心がけましょう。
フンや餌の食べ残しがたまる底砂は、クリーナーポンプを使ってしっかり掃除をします。
また、餌の量を決めて与え過ぎを予防したり、混泳状況やレイアウトを見直してストレスを軽減したりするのも、効果的です。
金魚が暮らしやすい環境を考えながら水槽を整えていくと、おのずと病気にかかりにくくなっていきます。
適切な飼育環境を整えて病気を予防しましょう。
金魚の病気 よくある質問(FAQ)

実際に東京アクアガーデンへ寄せられる質問や、飼い主さんが不安に思いがちなポイントをまとめました。
A. 初期であれば、多くの病気は治ります。白点病・尾腐れ病・エラ病などは、早く気づいて適切に薬浴・塩水浴すれば1〜2週間で回復することが多いです。ただし松かさ病や進行した穴あき病は難治で、完治が難しいこともあります。「早期発見・早期治療」がいちばんの近道です。あきらめずに治療を続けましょう。
A. ごく初期なら、まず0.5%の塩水浴(水10Lに対して塩50g)で様子を見られます。塩は多くの家庭にあり、金魚の自然治癒力を助けます。うがい薬のイソジンは、殺菌力が強すぎて金魚には向かないため使わないでください。症状がはっきり出ている場合は、早めに魚専用の魚病薬を用意するのが安全です。
A. 薬浴中は金魚も体力を使っているため、おとなしくなること自体はよくあります。ただし、ぐったりして呼吸が極端に速い・遅い場合は、薬が濃すぎる可能性があります。ラベルの規定量を守れているかを確認し、心配なときは半分ほど水換え(同じ濃度の新しい薬浴水)をして負担を減らしましょう。エアレーションも忘れずに。
A. 塩水浴も薬浴も水が汚れやすいので、基本は毎日〜1日おきに半分程度の換水がおすすめです。換える水は同じ塩分濃度・同じ薬の濃度・同じ水温に合わせてから入れてください。ただし本当に弱っている金魚は換水そのものが負担になることもあるので、様子を見ながら加減しましょう。
A. 症状が複数出ているときは、体力がかなり落ちているサインです。いきなり複数の薬を重ねると負担が大きいので、まず0.5%塩水浴で体力を守りながら、いちばん進行している症状に合った薬を1つ選ぶのが安全です。判断に迷うときは無理をせず、専門店やお近くのアクアショップに相談してください。
まとめ:【金魚の病気まとめ】金魚の飼育で気をつけたい病気とその対策とは

金魚が患いやすい病気6選と治療法や有効な薬などをご紹介しました。
丈夫な金魚ですが、飼育環境の悪化やストレスが原因で病気になることがあります。
体表や泳ぎ方、様子に異変が見られたら、どのような症状が出ているのかよく観察し病気を特定してから、速やかに治療を始めましょう。
多くの病気は初期段階で治療を開始できれば、完治する可能性が高いです。
また、定期的な水換えや底砂掃除などのメンテナンスをして、清潔な環境を維持することで病気を予防できます。
金魚の病気を治すには早期発見、早期治療が一番です。
毎日の観察を欠かさず、異変を見逃さないお世話を心がけましょう。


水槽メンテナンス
水槽レイアウト
アクアリウムテクニック
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水槽器具類
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その他の生体飼育
水槽用ヒーター
水槽メンテナンス道具
水槽・飼育トラブル
お魚図鑑
水草図鑑
メダカ図鑑
お悩み相談






























































投稿されたコメントやご相談と回答
プラティのメスがおそらくお腹が大きく地底で動かなく
なっているので妊娠しているのかなと思うのですが、
最近、斜めに泳いだり勢いよくぶつかりに行ったりと
変な動きをしています。これは病気を疑うべきなのでしょうか。
一応、今、クリーンFリキッドを使用し薬浴をしているのですが
様子が変わる気配がありません。
どうしたらいいのでしょうか。
実際に拝見しておりませんので正確な回答ではないことをご了承ください。
症状から卵詰まり、消化不良、腹水病などが考えられます。
卵詰まりと消化不良は、水温を少し高めつつ様子を見るのが良いですが、腹水病の場合はグリーンFゴールド顆粒での薬浴が良いです。
泳ぎに異常がみられるのでおそらく病気ではないかと思います。
腹水病についてはこちらもご覧ください。
※弊社運営の別サイトが開きます。
魚のお腹が膨らむ!腹水病とは・グッピーや金魚などかかりやすい魚と治療
https://tropica.jp/2018/10/20/post-22827/
よろしくお願いいたします。
金魚は地金です。購入した時から元気がなく、下を
向いて立った状態です。0・5%の塩浴をさせて1週間経ちますが、まだ変化はありません。
エサは、勿論与えたとしても食べません。このまま辛抱強く塩浴させるか、また薬を投入させた方がいいのか、
お教えください。
なお、白点病や尾ぐされ病など、体表は問題ありません。
よろしくお願いいたします。
実際に拝見しておりませんので、正確な回答ではないことをご了承ください。
その状態では、薬浴を行わないほうが良いです。エサをスポイトなどで目の前にもっていくと食べられる可能性はあります。
地金はもともと難易度が高めの金魚です。大変恐縮ですが、元気がない個体は購入しないことをおすすめいたします。
下記は熱帯魚の記事ですが、弱っている個体を見分ける方法です。
・こんな熱帯魚は買ってはいけない!ショップで見るべき魚の状態ポイント14
https://tropica.jp/2019/10/06/post-31073/
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このような回答になり、申し訳ございません。何卒、宜しくお願いいたします。
屋外(ベランダ)に置いた水槽(通称トロ船? 67cm×43cm×18cm)で和金(雑種)を飼っています
最近、水槽の中に赤い小さな虫(ミミズのような形 5mm~7mm程度)がフィルタ-内に多数いるのを、フィルター材交換時に見つけました。
水が濁っているのと、横から見ることができないため、フィルター以外の個所にどれくらいいるのか確認できていません
フィルター材は2日に一回交換しています。毎回同じ程度数の虫がいます
この虫を駆除するにはどうすればよいでしょうか
また、金魚に対して(蛭のように血を吸うとか)有害なものでしょうか
実際に拝見しておりませんので、正確な回答ではないことをご了承ください。
おそらく、蚊の幼虫(赤虫)かチョウバエの幼虫ではないかと考えております。
ろ材を交換しても一定数ついていることから、ろ過ポンプやトロ舟内で繁殖している可能性もあります。
しかし、赤虫は金魚の好物です。金魚の血を吸うことはありませんので、トロ舟の沈殿物を清掃しつつ、様子を見るのが良いです。
気になる場合はお湯で洗浄する方法もあります。
こちらの記事もご参照ください。
・上部フィルターの虫対策!コバエの駆除と最適なメンテナンスの頻度とは
https://tropica.jp/2018/12/04/post-24213/
※弊社運営の外部サイトが開きます。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます
安心しました
sです
家で飼っているらんちゅうの口に赤い模様のようなものができていますその子は餌をよく食べますが、底の方でじっとしていることのほうが多いです。どんな病気か教えてください
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
赤斑病ではないかと考えています。
底の方でじっとしてい場合は体調が悪い状態ですので、大幅な水換え+お掃除か、薬浴をおすすめします。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚が充血する?!赤斑病とは!治療法と体色別の見きわめ方!予防法も!
https://t-aquagarden.live/column/red_spot_disease
よろしくお願いいたします。
17歳位の金魚です。
右のえらの内部よりできものが出ています
体調はいたって元気です
食欲も有ります
写真を送れますか?
写真の添付は出来ない仕様になっております。申し訳ございません。
実際に拝見しておりませんが、症状からエロモナス感染症ではないかなと考えています。
できものが大きくなっている場合は、グリーンFゴールド顆粒や観パラDのような抗菌剤での薬浴をおすすめします。
こちらは熱帯魚のコラムですが、できものについて解説しています。症状の参考になさってください。
・熱帯魚の病気を症状別に解説!魚の泳ぎ方・体表の変化と治療・対処法
https://t-aquagarden.live/column/tropical_fish_treatment
よろしくお願いいたします。
飼育して10年になる金魚が口腐れ病と思われる病気になってしまいました。YouTubeの動画を参考にさせていただき、グリーンFゴールド顆粒で1週間薬浴をしたのですが、よくなる気配が無かった為、もう1週間追加して薬浴をし終わりました。
薬浴開始当初は口も開けることができ、体力があった為エサをピンセットで少しだけ与えていたのですが、今では完全に口が覆われたように閉じて(溶けて?)しまい、もうすぐ2週間になるほど餌を食べる事ができていません。
水槽の底でじっとしている姿が見られ体力も落ちているの思ったので塩浴も併用しているのですが、このまま違う薬で薬浴を継続した方が良いのでしょうか?その場合は観パラDというもので薬浴しようと考えています。
また、動物病院に行くことも考えたのですが、往復1時間半以上かかる上に外科的処置など可能なのか分からないので悩んでいます。
なにか出来ることはありますでしょうか?アドバイスいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
実際に拝見していないため、正確な対等ではないことをご了承ください。
症状から、薬の変更は良いと考えています。
観パラDは別の細菌用の薬なので、パフラジンFかエルバージュエースがおすすめです。
残念ながら、日本では金魚を診てくれる動物病院はほとんどありません。
これらの薬で様子をみるかたちになります。
また、薬浴中であっても水換えはこまめに行うと症状が改善しやすいです。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
https://t-aquagarden.live/column/use_fish_medicine
よろしくお願いします。
60cm水槽 金魚:青文魚(4cm)ブラックドラゴン(4㎝)更紗オランダ獅子頭(6cm) 水温25℃~29℃
はじめまして、こんばんは。
つい先日から金魚飼育を始めたものです。トロピカチャンネルで金魚導入法を勉強させていただき、今金魚たちはバケツで0.5%塩水浴をして2日目です。
青文魚とブラックドラゴンは順調なのですが、更紗オランダのバケツだけ水が妙に泡立ちます。水面を見ると粘液が異常に出ている気がして心配になって相談させていただきました。
現在の状態です。
1日目:車で該当魚を輸送。およそ1時間くらい。15時ころから塩水浴を開始する。水温27℃ 青文魚とブラックドラゴン 更紗オランダでバケツを分ける。暗い方が落ち着くかな&飛び出ししないように蓋をした。(日航は入らず、真っ暗になる)
2日目:朝6時くらい水替え。同じように0.5%で全替えをする。水温25.6℃このとき、ほんの一部(1,2枚くらい)うろこが欠けていることに気づきました。
15時更紗オランダのバケツを見ると水にとろみがあり、少し濁っていた。水温26.5℃ あまりにも汚れていたため、0.5%塩水に全替え。フンの色は薄茶色でちょうど良い長さ。
塩水はエアレーションをつけて行っています。バケツを置く場所が半屋外なため、日中に水温が29℃くらいになっています。30℃を超えたことはありません。
塩はホームセンターで購入したホームセンターオリジナルブランド金魚用塩、カルキ抜きは『テトラ金魚の水つくりうるおい守る水に』を10Lバケツに使用しています。
更紗オランダに外傷があるかと思い、体もよく観察してみましたが、腹あたりのウロコが1,2枚とれているだけで出血はありません。白点や黒点は見つかりませんでした。車で1時間かけて運んだダメージが粘液になっているのでしょうか?
いろいろな相談があり、お忙しいとは思いますが、ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
塩水は、金魚の粘膜を剥離する効果があることと、カルキ抜き剤に含まれている粘膜保護成分(ぬめりをサポートする成分)によって、水の粘度が増した状態ではないかと考えています。
また、気温も高いので、塩水が悪くなりやすいです。
水換えを毎日行えばトラブルになることはないと思いますが、気になる場合は投げ込みフィルターを入れることで、ある程度のぬめりは解消されやすくなります。
塩水浴については、こちらのコラムもご参照ください。
・金魚の塩水浴とは!塩水浴の効果・濃度・期間・戻し方を徹底解説します
https://t-aquagarden.live/column/goldfish_saltwater
よろしくお願いいたします。
金魚の症状を検索していましたら、こちらにたどり着きました。質問させてください。7年目の和金です。以前背ビレが白点病にかかった為、塩水浴をしたのですが、白い点見えなくなったため、塩水浴をやめたのですが、今度は、同じ背ビレに白く小さい米粒のようなイボがひとつだけできてしまいました。イボの周辺は、少し赤くなっています。色々な画像を見て調べたのですが、なかなか同じようなものがみあたらず何の病気か判断が難しく…こちらも塩水浴の治療が有効でしょうか。また何かやれることがありましたらご教授いただけましたらありがたいです。よろしくお願いいたします。
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
白点病と赤斑病の併発か、赤斑病の悪化(エロモナス感染症)かなと考えています。
塩水浴だけで白点病を治療することは困難です。
・白点が増える場合=ヒコサンZかアグテン+毎日の水換えで治療
・白点が増えない場合=グリーンFゴールド顆粒か観パラDで薬浴+水換え
というように、状態に応じて魚病薬を変えるのがおすすめです。
白点が増える場合は、白点虫が駆除できていない状態ですので、そちらの治療を優先します。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚の治療薬はどうして効くの?魚病薬ごとの有効成分・効果の違いまとめ!
https://t-aquagarden.live/column/fish_medicine
よろしくお願いいたします。
大変勉強になりました。試してみたいと思います。
返信そして教えていただき感謝いたします。ありがとうございました。
こんにちは、初めてお便りします。生後五年ほどになる琉金を二匹飼っています。大きさは15センチほど大きくなっています。
90センチほどの水槽に二匹飼っています。
二匹ともとても元気に餌も食べて動き回っていますが、ロングテール琉金の方が、一昨日見たら、右目を覆う透明の丸い部分に白い影のようなカビのようなも2ミリのが見えました。
そこで、前に購入し使わなかったアクテンという薬と粗塩を入れて様子を見ているのですが、それで良いでしょうか?
その琉金は今年に入り赤い色が顔の正面にあったものが、色褪せてきています。なんとなく、水面に口を出す回数も多く感じます。
水質をきれいにするために水槽の三分の1程度を5日に一回ほどの掃除としてしていますが、薬剤を入れた場合、水替えをしたあとは、水を足した分、薬剤も
その度に入れた方がいいのでしょうか?
二匹が仲良いし、粗塩も薬剤も元気な琉金にもいいかと思い一緒の水槽ですが、離して治療する方がいいでしょうか?
困ってしまったので、質問させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
金魚の目が白濁する理由として、水質悪化の場合があります。
アグテンは水カビと白点病に効果がある薬ですので、今回は使用しなくても良いかなと考えております。
塩は体調不良に有効なので、粗塩のみの塩水浴に切り替えるのがおすすめです。
薬浴を続ける場合は足し水にも同じ濃度の薬剤を添加しましょう。
また、薬浴時は白点病などの感染力が強い病気以外は、罹患した金魚のみを別容器に隔離して行います。
アグテンのような着色性の薬を本水槽に入れてしまうと、水槽のシリコンなどが青くなってしてしまうからです。また、水をきれいにするバクテリアにも多少影響があります。
今回はまずは塩水浴で様子を見て、こまめに水換えするのが良いと考えています。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
https://t-aquagarden.live/column/use_fish_medicine
よろしくお願いいたします。
素早いアドバイスに感謝です。今回は、アクテンを使わずに塩でトレイしてみますね。
塩の分量も書いてくださっているので、参考にさせていただきます。
PBS光合成細菌を入れた頃から、水はきれいに見えるけれど、緑の短めの苔が石とかに突き出して、
金魚も楽しそうに食べているのでそのまま、苔をつけたままにしていましたが、参考の文章を読んでみて、
やはり取ってあげたほうが水質には良さそうなので、それも含めて水質の浄化を頑張って、金魚に元気を
戻してあげたいと思います・
金魚は初めての二匹なので、どこに相談していいか分からず、本当に助かります。どうぞ、今後とも
よろしくお願いします。
金魚の質問です。この琉金の稚魚(生後5ヶ月約3.5cm)は病気ですか?エラが少し白っぽい気がします。
エラ病(細菌性)、金魚ヘルペス等でしょうか?エラの縁が腐ってる感じなのはエラ病な気がします。1月3日に発見し、とりあえず3分の1換水して塩浴0・5%、絶食してます(このくらい成長した稚魚だとどのくらい絶食okでしょうか?)。下に今の症状と自分なりに考えた可能性のある病気、普段の世話を書きました。あと、エラが見えるのは生まれつきエラまくれだからです。何の病気か判断できましたらその病気の治療法、判断が困難でしたらこちらでもできる判断のポイント、それが特になかったら、その場合どういうことをすれば良いのか(考えられる病気全てに対応した治療法等)回答いただけると幸いです。お忙しい中すみません、よろしくお願いいたします。
今の症状と考えられる病気
水中で口パクパク→エラ病
エラ白い→エラ病、金魚ヘルペス
動き少し鈍い→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス
あまり近づいてこない→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス
エサ少し食べ残す→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス→1月5日全く食べなくなる。
昼間でも底に時々沈む(前はなかった)(塩浴翌日少しマシ)→弱ってる→1月5、6日ほぼ無し
鼻上げの様な仕草時々する(特に朝)(最近は結構減った)
背びれ時々少したたむ→弱ってる
口の下に赤い線みたいなのがある(塩浴翌朝出た)
普段の世話
1日3〜4回フレークの餌を一回につき半掴みほどやる。1〜2週間に1回4割程換水。フィルターはロカボーイコンパクト使用。水量は約6リットル。1匹で飼育。ヒーターは無しで、部屋の暖房も付いてる時とついてない時があるが、家自体に断熱材があるのと、アルミホイルとダンボール、ラップの蓋で水槽保温してるためか、基本1日中20℃程の水温。
1月6日
半換水
金魚ヘルペスであるかは、弊社では断言することはできません。
症状からはエラ病・細菌感染症と考えられますが、どちらにしても28度以上の昇温治療が効果的です。
病気や不調について何度かご質問をいただいておりますが、総水量に対して換水量が少ないと感じています。
病気や塩水浴の場合は毎日1/2~2/3以上換水が望ましく、本来は全換水が最もおすすめです。
こちらのコラムもご参照ください。
金魚の塩水浴とは!塩水浴の効果・濃度・期間・戻し方を徹底解説します
https://t-aquagarden.live/column/goldfish_saltwater
よろしくお願いいたします。
昨年生まれた琉金に特にしっぽ当たりに粟粒みたいな気泡が出来た。6個の水槽の内2つの水槽で発生している。病名と対策を教えてください。現在、金魚、タナゴ、ナマズ、めだか、ミッキーマウスプラテー、かだやしを飼育中です
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
粟粒みたいな、ということで小さな粒状のものかと思います。
粒の色・大きさにもよりますが、1~2mmほどで白いなら白点病と考えられます。
白点病についてはこちらのコラムもご参照ください。
・白点病の初期症状とは!体をこする・白い粒が付くなど前兆を解説
https://t-aquagarden.live/column/symptoms_whitespot_disease
よろしくお願いいたします。
アクアリウム初心者です
去年の11月頃からピンポンパールを飼育しています
調子よく飼育出来ていたのですが、
5月に入り、クーラーを使用するようになってから転覆病のような症状が出てしまいました。
数日断食を行うと調子が戻り餌を与えるとまた浮きということを2週間ほど繰り返していました。
5/26日の朝起きて餌を2粒与え、
お昼頃観察してみると、転覆の症状と共に
お尻やお腹の下に小さな水膨れのようなものを見つけました
泳ぎ方も前日までは普通だったのに今朝は頭をビクッと痙攣したように動かしています。
この状態から立て直す方法はありますでしょうか
ろかには活性炭とリングろ材を使用しており、納豆菌を入れ、酸素を添加しています
水換えは3日に1回行っていて水温は26℃です
回答の程よろしくお願いいたします
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
水泡症ではないかと考えています。
転覆症状は体内に菌が感染したことで起きており、そのまま症状が進んだ可能性があります。
治療はグリーンFゴールド顆粒や観パラD、エルバージュなどでの薬浴+こまめな水換えで行いますが対処療法で、根本的な治療方法は残念ながら確立されていません。
底砂やろ材が汚れているとかかりやすいので、掃除を徹底しつつ、隔離して薬浴を行うのがおすすめです。
活性炭は薬剤を吸着してしまうので、必ず外しましょう。
薬浴についてはこちらのコラムもご参照ください。
魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
https://t-aquagarden.live/column/use_fish_medicine
よろしくお願いします。
詳しい方いたら教えてください🙇♀️
オランダ獅子頭なのですが、今朝からあまり泳ぐこともせず水槽の上ら辺でじっとしています。
食欲はありますが、粘液便が出ていて、尾びれの内側に1~1.5mm程度の白く縁が赤いでき物がありました。
餌は朝夕の2度、水換えは週に1度、最後に水換えしたのが木曜日です。
自身で色々調べてみてはいるのですが、白点病とも少し違う気がしていて、でも知識もなく、元気もなさそうに見えるので、有識者の方にお力添えをいただきたいです。
よろしくお願いいたします🙇♀️
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
穴あき病ではないかと考えています。水換えをこまめに行い、患部が広がるようなら薬浴をしましょう。
治療法としては、観パラDかグリーンFゴールド顆粒で薬浴します。
また、粘液便がでる場合は3日ほど絶食にして様子を見るのが良いです。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
https://t-aquagarden.live/column/use_fish_medicine
よろしくお願いします。
こんにちは
お祭りでお友達が育てきれないからと持ってきた金魚たち(デメキン4匹、あと2匹は品種分かりません)のうち、2匹が水槽の底に口を少しパクパクしながら沈んでる状態です
体は横を向いておらず、立ててはいますが上に向かって泳いだりする素振りがあまりなく、心配です
何か病気の傾向でしょうか
鱗が少しはげていますが、それは金魚掬いの時に誰かの網で傷ついたものかと思われます
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
金魚の匹数が多いので、水量不足による水質悪化や酸欠の可能性が高いです。
まずは、水換えを多めに行い、その後毎日1回1/3以上の水量を交換してあげると安定しやすいです。
また、ろ過フィルターは必ず設置してあげましょう。
こちらのコラムもご参照ください。
・誰でもできる金魚の飼い方!初心者も簡単・やさしい金魚の飼育ステップ
https://t-aquagarden.live/column/goldfish_anyone
よろしくお願いいたします。
はじめまして。宜しくお願い致します。らんちゅう1匹 45cm水槽で飼育してます。上部フィルター使用です。エサもあたえすぎず、水換えもきちんとしているのですが、すぐに赤くなり、ひどくなる前に水換えはするのですが、何ですぐに赤くなるのでしょうか?1週間たたずに赤くなります。亜硝酸も出なくなっても赤くなります。水換えを1週間に一度にしたいのですが赤くなるので3日に一度程度になっております。前回薬浴を十分して、赤みがなくなってからも4日行います、合計8日おこない本水槽に戻しました。。それでも今回赤くなります。ただ、金魚はとても元気で、フンも正常です。
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
症状から赤斑病と考えています。初期なら大幅な水換えで治りますが、今回の場合は再び薬浴を行うのが良いです。
グリーンfゴールド顆粒か観パラDで薬浴します。
また、底床やろ過フィルター内の掃除が足りない場合でも、赤斑病は発症しやすくなります。
薬浴を行っている間に一度、1/2~2/3以上水換えを行い、底床掃除やろ材の洗浄などを徹底しましょう。
赤斑病については、こちらのコラムもご参照ください。
・魚が充血する?!赤斑病とは!治療法と体色別の見きわめ方!予防法も!
https://t-aquagarden.live/column/red_spot_disease
よろしくお願いします。
非常に個人的な問い合わせで申し訳ございません。
私が飼っていた丹頂金魚が3日前に背曲がりを起こして今朝亡くなってしまいました。背曲がりの原因をネットで調べると、遺伝、細菌、カルシウム不足など様々なものが出てきたのですが、出典がしっかりしているものが少なく、どうしようも無いものだったのか、私の飼育が原因だったのかが分からず納得できませんでした。なので、金魚の疾患について詳しい方に動画や状況を見ていただいて判断していただけたらと思いお問い合わせさせていただいた次第です。
お忙しいところ恐縮です。お返事いただけますと幸いです
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
背曲がりしたのが幼魚→奇形など(先天性)、成魚→病気かカルシウム不足(後天性)といったように、成長期かもう飼育して長いのかで確率が高い原因が変わります。
ただ、どれも急激に症状が出るのではなく、少しずつ歪んでいきます。
急に背曲がりが起きた場合は、細菌感染などでエラや内臓・神経をやられてしまった可能性が高いです。
エラ病で衰弱しても、極度の酸欠から体を曲げたように浮いてしまうことがあります。
もしくは、殺虫剤などを水槽まわりで使用した場合も、神経にダメージを受けます。
こちらのコラムもご参照ください。
・金魚のエラ病とは!原因と治療方法!エラ病にしないための対策を考える!
https://t-aquagarden.live/column/gill_disease
よろしくお願いいたします。
ピンポンパールの体が溶けそうな感じでひっくり返っています。トロトロしてますなんか病気なのでしょうか?
治療薬はありますか?分かったらお願いします。語彙力なくて申し訳ありません(¯―¯٥)
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
尾ぐされ病か水カビ病ではないかと考えています。
治療薬はグリーンFゴールド顆粒がおすすめです。
こちらのコラムをご参照ください。
・尾ぐされ病の治療法!悪化すると厄介!症状と根本的な対策・解決方法とは
https://t-aquagarden.live/column/tailrot
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
試してみます
金魚のクの字に曲がる時の治療を知りたい
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
クの字体勢は、もともとの身体的な疾患による『背曲がり』です。
もし、倒れている場合は病気が進みエラに疾患がある、呼吸が難しいなど神経的な症状が考えられます。
どちらの場合も治療は難しく、背曲がりなら栄養価の良い餌を与える・水槽を広くするのが良いです。
倒れている場合は、体勢を維持できない弱った状態ですので、水質や水温を維持しつつ、様子を見ましょう。
呼吸やエラの動きに問題がない場合は、こちらのコラムもご参照ください。
・金魚が浮く・沈む?!転覆病と便秘・消化不良の関係と対処法とは!
https://t-aquagarden.live/column/capsizing
よろしくお願いします。