アロワナの種類・品種12選|紅龍/金龍/シルバーを値段付き徹底比較

投稿日:2024.05.25|
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アロワナの種類を選ぶとき、 結局どの品種が自分に合うのか分からないと迷う人は多いのではないでしょうか。
産地によって特徴がまったく違うため、 知らずに選ぶと水槽サイズや予算が合わず後悔することになります。
この記事では、 アクアショップ運営17年・東京アクアガーデンのプロアクアリストたちが、 アロワナの主要12品種を産地・体色・値段・水槽サイズ・飼育難易度の5軸で徹底比較します。
紅龍・金龍などのアジアアロワナから、 シルバーアロワナなど南米産、 ノーザンバラムンディなど豪州産まで、 写真と実価格つきで網羅。 ぜひお気に入りの一匹を見つけてください。
- アロワナは産地で3グループ(東南アジア・南米・オーストラリア)に分類されます。
- 人気No.1はアジアアロワナの紅龍と過背金龍。 価格は30〜100万円超と高価。
- 初心者には南米産シルバーアロワナがおすすめ(3,000円〜・流通豊富・餌付き良好)。
- 飼育には120〜180cmの大型水槽が必要(品種で異なる)。
- アジアアロワナはCITES登録個体のみ合法流通(マイクロチップ・証明書必須)。
- アロワナは産地で3グループに分かれる!東南アジア・南米・豪州それぞれに特徴があります
- 主要12品種を5軸で一覧比較!産地・体長・値段・水槽サイズ・難易度をひと目で確認
- アジアアロワナ7品種を詳しく解説!紅龍・金龍・青龍の違いや値段相場まで
- 南米産アロワナは初心者にもおすすめ!シルバーアロワナなら3,000円〜飼育可能
- 豪州産バラムンディは小型水槽でもOK!120cm水槽から飼える品種を紹介
- 値段相場と飼育の注意点まで完全網羅!CITES登録などアジアアロワナの注意点も解説
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにアロワナの種類・品種を解説

このコラムは、 東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
世界の広い範囲に分布するアロワナには、 産地ごとに独自の特性を持った多くの品種が存在します。 特にブリードが盛んなアジアアロワナには、 他のアロワナにない独特の発色を持った個体が多いです。
ここでは、 実務経験から得た知識をもとに、 アロワナの種類や品種を解説します。
アロワナの主要12品種を一覧比較

主要12品種を産地・最大体長・値段目安・必要水槽・飼育難易度の5軸で一覧化しました。 水槽選びや予算検討の際にお役立てください。
| 品種名 | 産地 | 最大体長 | 値段目安 | 必要水槽 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 紅龍 | アジア | 60〜80cm | 30〜100万円 | 180cm〜 | ★★★★ |
| 過背金龍 | アジア | 60〜80cm | 20〜80万円 | 180cm〜 | ★★★★ |
| 紅尾金龍 | アジア | 60〜80cm | 15〜50万円 | 180cm〜 | ★★★★ |
| 青龍(グリーン) | アジア | 60〜70cm | 3〜15万円 | 150cm〜 | ★★★ |
| 黄龍(バンジャール) | アジア | 60〜70cm | 5〜20万円 | 150cm〜 | ★★★ |
| シルバーアロワナ | 南米 | 80〜100cm | 3,000円〜1万円 | 150〜180cm | ★★ |
| アルビノシルバー | 南米 | 80〜100cm | 1〜3万円 | 150〜180cm | ★★★ |
| ブラックアロワナ | 南米 | 60〜80cm | 5,000〜2万円 | 150cm〜 | ★★★ |
| 雪龍(プラチナシルバー) | 南米改良 | 80〜100cm | 10〜50万円 | 180cm〜 | ★★★★ |
| ノーザンバラムンディ | 豪州 | 60〜70cm | 8,000〜3万円 | 120〜150cm | ★★★ |
| スポテッドバラムンディ | 豪州 | 70〜80cm | 1〜3万円 | 150cm〜 | ★★★ |
※値段は2026年5月時点の市場相場です。 個体グレードによって大きく変動します。
アジアアロワナ7品種|紅龍・金龍・青龍の特徴と値段

アジアアロワナは主にインドネシア・マレーシア・カンボジア・タイ・ベトナムを原産とするアロワナです。 最大体長は60〜70cm、 どっしりとした体形に丸みを帯びた背びれと尻びれが特徴です。
ワシントン条約(CITES)付属書Ⅰに掲載されており、 国内流通には登録票・マイクロチップが必須。 適法に飼育されている個体だけを購入してください。
ブリードが盛んで改良品種が多く、 美しい色艶を持つ個体は高値で取引されています。
過背金龍(マレーシア・ゴールデン)
マレーシア・パハン州を原産とする、 背中まで金色の鱗が乗る最高クラスの品種です。
6列目の鱗まで完全に金色に発色する個体は「フルゴールデン」と呼ばれ、 数十万円〜100万円超で取引されます。
成長とともに発色が変化するため、 2〜3年かけて完成形になる楽しみがあります。
紅尾金龍(スマトラ・ゴールデン)
インドネシア・スマトラ島を原産とする、 金色の鱗と赤色の尾びれを持つ品種です。
過背金龍ほどではないものの、 背中の4〜5列目まで金色が乗ります。
価格は15〜50万円程度と、 アジアアロワナの中では入手しやすい部類。 初めての高級アロワナとして人気です。
紅龍(レッド・スーパーレッド)
インドネシア・西カリマンタン州を原産とする赤色発色の最高峰。
幼魚は灰色〜黄色で、 3年程度かけて深紅へ変化します。 価格は30〜100万円超と非常に高価です。
色味の濃さ・鱗の発色強度・血統によって、 同じ紅龍でも価格は数十倍違うこともあります。
血紅龍(スーパーレッド)
紅龍の中でも最上級ランクの個体。 鱗・ヒレ・口元まで真紅に染まる、 アロワナ愛好家垂涎の品種です。
「シェンロン血統」「キンキャン血統」など、 ブリーダー直伝の血統個体は特に高値で取引されます。
胸鰭の長さ、 後方三鰭の大きさ、 鱗の発色強度を見て選別します。
黄龍(バンジャールレッド)
インドネシア・カリマンタン産。 「バンジャールレッド」 とも呼ばれる、 黄色〜オレンジ色の発色を持つ品種です。
紅龍より飼育難易度がやや低く、 価格も5〜20万円と手が出しやすいのが特徴。 初めてアジアアロワナを飼う方におすすめです。
青龍(グリーンアロワナ)
タイ・マレーシア産の青〜緑系発色の品種。 アジアアロワナの中では最も流通量が多く、 価格も手頃(3〜15万円)です。
体色は地味めですが、 水質や照明で青味が変化するため、 飼育環境にこだわる方に好まれています。
唐草青龍(チタニウムゴールデン)
青龍の改良品種で、 体側に金色のラメ状光沢が乗ります。 流通量は少なく、 マニア向けの品種です。
南米産アロワナ3品種|シルバー・ブラック・アルビノ

南米産アロワナは、 アマゾン川流域を原産とするアロワナです。 アジアアロワナより体長は大きく(80〜100cm)、 価格は安価。 ワシントン条約には掲載されておらず、 自由に流通しています。
初心者のアロワナ入門に最適なグループです。
シルバーアロワナ
アマゾン川中・下流域を原産とする、 銀白色に輝く鱗が特徴の人気種です。
幼魚は3,000円〜1万円と非常に安価で、 流通量も豊富。 アロワナ入門種として最もおすすめできます。
最大80〜100cmまで大型化するため、 最終的には150〜180cm水槽が必要です。 餌付きが良く、 ジャンプ力が強いのでフタは必須となります。
アルビノシルバーアロワナ
シルバーアロワナのアルビノ個体です。 真っ白な体に赤い目が幻想的で、 観賞価値が高い品種となります。
価格は1〜3万円と通常のシルバーよりやや高め。 強い照明には弱いため、 やや暗めの環境が向きます。
ブラックアロワナ
南米ネグロ川を原産とする、 幼魚期に黒く、 成長すると銀色に変化する品種です。
体長60〜80cmとシルバーよりやや小型。 価格は5,000円〜2万円で、 シルバーとはまた違った魅力があります。
ただし水質変化に弱いため、 飼育難易度はシルバーよりやや高めです。
豪州産アロワナ2品種|ノーザン/スポテッドバラムンディ
オーストラリア北部を原産とする、 アロワナの仲間(バラムンディ属)です。 他のアロワナよりも体長は小さめ(60〜70cm)、 価格も安価な傾向があります。
「小型で飼えるアロワナ」 を探している方におすすめのグループです。
ノーザンバラムンディ
オーストラリア北部の河川やマングローブに生息するアロワナです。 全身にピンク色の三日月模様が浮かぶ、 独特の美しさを持っています。
最大70cm(飼育下では60cm程度)、 価格8,000円〜3万円と手が出しやすい品種です。
ただし鱗が硬く体の柔軟性が低いため、 奥行き60cm以上の水槽が必須。 横幅は120cmあれば足りるため、 大型水槽が置けない方の選択肢として人気があります。
気性が荒く、 混泳には向きません。
スポテッドバラムンディ
オーストラリア東部産。 ノーザンと似ていますが、 三日月模様がエラ蓋・頭部に出ないこと、 やや細身で大型(70〜80cm)なことで見分けられます。
生息地の水温が15〜30℃と幅広いため、 水温変化に強く比較的丈夫な品種です。 ただし流通量が年々減少しており、 価格は上昇傾向にあります。
雪龍(プラチナシルバーアロワナ)|希少な白いアロワナ
南米産シルバーアロワナの白変個体を改良した品種で、 体全体が真っ白に発色します。 アルビノとは異なり赤目ではなく黒目のため、 観賞価値が非常に高いです。
流通量は極めて少なく、 10〜50万円程度と高価。 アジアアロワナの紅龍に並ぶ希少種として知られています。
小型で飼えるアロワナ|120〜150cm水槽で飼える3品種
「180cm水槽は置けない」 という方のために、 120〜150cm水槽で飼育可能なアロワナをご紹介します。
- ノーザンバラムンディ(最大60cm/120cm水槽OK)
- ブラックアロワナ(最大60〜80cm/150cm水槽推奨)
- 青龍(グリーンアロワナ)(最大60〜70cm/150cm水槽推奨)
ただし、 アロワナは幼魚から成魚まで2〜3年で成長します。 飼い始めは60cm水槽でも、 1年以内に120cm以上の水槽への移行を計画しましょう。
アロワナの値段相場|品種別の参考価格
アロワナの値段は品種・サイズ・血統で大きく変動します。 最新の市場相場(2026年5月時点)は以下の通りです。
| 価格帯 | 該当品種 |
|---|---|
| 3,000〜1万円 | シルバーアロワナ(幼魚)、 ブラックアロワナ(幼魚) |
| 1〜3万円 | アルビノシルバー、 スポテッドバラムンディ、 ノーザンバラムンディ |
| 3〜15万円 | 青龍(グリーンアロワナ) |
| 5〜20万円 | 黄龍(バンジャール) |
| 15〜50万円 | 紅尾金龍、 雪龍 |
| 20〜80万円 | 過背金龍 |
| 30〜100万円超 | 紅龍・血紅龍(血統個体) |
アジアアロワナはCITES登録が必要なため、 個体価格に加えて登録票(2〜5万円)+マイクロチップ手数料が発生する場合があります。
アロワナの種類選びでよくある質問
初心者でも飼えるアロワナの種類はどれですか?
シルバーアロワナがおすすめです。 流通量が多く価格も3,000円〜と安価、 餌付きも良好で水質変化にも比較的強い品種。
ただし最大80〜100cmに成長するため、 最終的に150〜180cm水槽が必要な点だけ事前に確認してください。
紅龍と金龍はどう違いますか?
紅龍は赤色の鱗、 金龍は金色の鱗が特徴です。 紅龍(特に血紅龍)の方が一般的に高価で30〜100万円超、 過背金龍は20〜80万円となります。
美しさのグレードは紅龍がやや上ですが、 金龍は2〜3年で発色が完成する楽しみがあります。
60cm水槽で飼えるアロワナはいますか?
幼魚の一時飼育であれば60cm水槽でも可能ですが、 アロワナは1年で30〜40cmまで成長します。
最終的には120〜180cmの大型水槽が必要なため、 飼育前に必ず置き場所と予算を確認してください。
アロワナは何年生きますか?
飼育下では10〜20年、 アジアアロワナは適切な環境で20年以上生きることもあります。 長寿の魚なので、 購入前に長期飼育の覚悟が必要です。
アロワナを買うときの注意点は?
アジアアロワナはCITES付属書Ⅰ掲載のため、 登録票・マイクロチップ・血統証明書を必ず確認してください。 これらがない個体は違法流通の可能性があります。 信頼できる専門店で購入しましょう。
まとめ:アロワナの種類は産地で3グループ、 自分に合った1匹を選ぼう

アロワナの主要12品種をご紹介しました。
アロワナは産地によって大きく3つのグループに分けられます。
アジアアロワナは豪華な美しさと希少性、 南米産アロワナは繊細な美しさと入手しやすさ、 オーストラリア産アロワナは野性味と小型化が魅力。 それぞれ異なった魅力があり、 値段も品種やグレードによって様々です。
飼育にはいずれも120〜180cmの大型水槽とハイスペックな機材が必要など、 飼育のハードルはかなり高めですが、 その唯一無二の存在感は世界中で愛されています。
ぜひ、 お気に入りの一匹を見つけて飼育してみてはいかがでしょうか。


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